「木守り専科」

安全で高機能な木部塗料の
プロモーションツールの企画を担当

「木守り専科」は、株式会社シオン様が製造・販売する国産高機能木部塗料です。植物油など自然素材を原料としている安全性と「防炎」・「高耐候」の高Z機能性を併せ持った、「木守り専科」のプロモーションツールの企画をハリウコミュニケーションズが担当することになりました。本案件は、東経連ビジネスセンターと仙台印刷工業団地協同組合ビジネスデザインセンターが連携し、新商品のブランディングを行う「連携セッション」の中で採用されました。


  • ターゲットとなる関係企業様へのヒアリング

  • 東経連ビジネスセンター様へのプレゼンの様子

建物のクライアントの声に注目。
「安心・安全」「トータルコスト減」をアピール

「木守り専科」は、もともと木造建築を手掛ける建設会社やゼネコン、設計事務所をターゲットとして想定された商品でした。そこで、当社でも建設会社や設計事務所へのヒアリング調査を行い、木部塗料のニーズを探りました。その結果、塗料の決定には、設計者さらには建物の施主が主導権を握っているのです。
そこで、プロモーションの基本コンセプトを「設計者がクライアントに働きかけるための『攻めのツール』」と設定。独自のリサーチでクライアントが求める木部塗料を探った結果、①安心・安全を提案することで、クライアントとの信頼関係を構築する ②トータルコストを減らすことをPRするプロモーションツールを提案しました。
今回のプロモーションツールは、塗料を選定する設計者はもちろん、建主様にも届くものでなければならない。こうした提案が、シオン様の高い評価を受け、ハリウコミュニケーションズのプランが採用されることになりました。

「木」を強調したアイコンに塗料の性能をカラーで区別

プロモーションツールの製作にあたり、「木守り専科」のロゴマークを考案しました。
木と年輪をモチーフに、緑と茶色を基本カラーとしたシンプルなアイコンを設定。高防炎塗料「Fire Protect」には火をイメージする「赤」を、高耐候塗料「Weather Protect」には水や雨をイメージする「青」をテーマカラーに採用しました。

安全性や機能を裏付ける技術情報を確認できるツール群を制作

製品の特徴・製品仕様・施工コストの情報の詳細を掲載するリーフレットは、紙面上部に「燃えない木材」「劣化しない木材」のイメージ写真を掲載。下部には、設計者が必要な情報を掲載し、紙面全体を使って製品の特徴を強くアピールできるように仕上げました。
リーフレットを収納するシングルポケットバインダは、表紙に木の床で、幼児が遊んでいるビジュアルを採用し、製品の安心・安全性を強調。裏表紙に、メンテナンス等のアフターフォロー情報を掲載するなど、クライアントが気になる項目を盛り込むことで、建主様からの製品導入決定への足がかりとなるツールを狙いました。
展示用タペストリーは、展示会の主な参加者である設計者(設計事務所・デザイン会社)に同製品の強み・新技術を効果的にPRできるように、機能を紹介するインパクトあるビジュアルで作成しました。

イベント会場で使用したタペストリー

お客様の声

株式会社シオン
代表取締役 石川公一郎 様

参加各社より素晴らしいプレゼンテーションを受けましたが、「木守り専科」の優れた製品特性を説明する技術シートとしてだけではなく、その後の営業展開を踏まえながら、最終的な決定をされるお客様のことまでを考えての提案は、ハリウコミュニケーションズさんだけでしたので、審査でも即決でした。
また、実際の製作にあたっても、弊社のさまざまな要望に応えていただき、最終的に仕上がったツールにも大変満足しております。


公開コンペの結果、ハリウコミュニケーションズ株式会社が最優秀で選ばれました。

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